蓄膿症(副鼻腔炎)に小豆

  小豆の解毒

小豆というと和菓子には欠かせない材料ですが、昔は月の1日と15日には小豆を食べる習慣が あったそうです。それは小豆のもつ解毒効果を知っていたからでしょう。

動物に咬まれて毒素が入ってきた場合は、小豆の粉を水に溶いて飲むとお小水で毒素を出してくれます。  アルコールの解毒にも効きますので、二日酔いにも使えます。

小豆は利尿作用が強く、かっけ、心臓や腎臓からくるむくみを改善してくれます。

蓄膿症の方は甘いものを食べている人も多いので、腎臓に負担をかけている可能性があります。
特にお小水の出が悪い人は小豆の煮汁を飲むと良いでしょう。

また、小豆の皮は腸のぜん動を盛んにして便通を良くしてくれますし、 内臓の疲れを取ってくれる働きもあります。

小豆にはビタミンB1が多く、有効成分のサポニンも含みます。 昔は産後の肥立ちが悪い女性に小豆がゆを食べさせていました。  小豆は血液の原料である鉄分を含みますし、サポニンには溶血作用があり、お産でできた血栓を溶かす役目もありました。

【作り方】

○小豆の煮汁
小豆と水を1:3の割合くらいで煮て、水が半分になるまで煮ます。
その後に塩を少々加えます。

この時には砂糖を入れては効果が出ません。
食養用に小豆をいった粉「ヤンノー」という商品もあります。こちらは慢性の膀胱炎の手当てによいでしょう。

○小豆の煮もの(レンコン、かぼちゃ、さつまいも、昆布など)
特にかぼちゃと小豆の煮ものは糖尿病の特効薬として有名です。

材料は小豆1カップに、水3カップ。
かぼちゃ150グラム  塩小さじ1 ネギの白ひげ 少々

小豆をまず煮て、途中さし水をします。
煮えたら、かぼちゃ、塩、ネギを入れて弱火で煮ます。

動画サイトなどでも紹介されていますから、ご覧になるとよいでしょう。

ここでも砂糖は入れません。 砂糖がなくとも小豆とかぼちゃの自然な甘さがあり、美味しくいただけます。

自然治癒力を高める食事法と浄化法による蓄膿症改善法の マニュアルのご紹介