びわ療法 |
「びわ」というと果物として馴染みがありますが、びわの葉や種は古くから民間医療として使われてきました。
仏典の中にもびわはたいへん優れた薬効を持つことから「大王薬樹」と記載されていました。
また、びわの葉は全ての憂いを取り除くことから「無憂扇」と名づけられています。
日本では奈良時代に光明皇后が貧しい人のために建てた施薬院でびわの葉を使った
治療が行われていたようです。
現在では、びわの葉を使った温灸療法が癌の治療に良いとして、全国的のいたる所で
行われています。 西洋医学の医師の中にもこのびわの葉温灸を取り入れる人は少なくありません。
びわの葉の効果は癌を始め、糖尿病、胃腸病、肝臓病、高血圧、アレルギー疾患、花粉症など
にも効果があると言われていますが、これ以外にもびわの葉温灸で難病を治したという体験談は
無数にあるようです。
蓄膿症の漢方薬には「辛夷清肺湯」という9つの生薬からなるものがありますが、びわの葉は
9つの生薬の一つです。 有名な蓄膿症の市販薬はこの辛夷清肺湯を元にした薬です。
びわの葉には次のような有効成分が確認されています。
「アミダクリン、タンニン、サポニン、クエン酸、ブドウ糖」
びわの葉をお茶として飲むと体が温まるのが実感されます。 蓄膿症の人は
体が冷えていますからお勧めです。
また、去痰作用や利尿効果をはじめ、体内の汚れを浄化する効果が高いのが特徴です。
万病の予防としても、また、蓄膿症の改善の補助としても充分に役に立つでしょう。
特に有効成分アミダクリンは抗ガン作用があり、びわの葉温灸療法によって
アミダクリンが皮膚を通して体内に入ると、汚れた酸性の血液を弱アルカリ性に変えてくれます。
アミダクリンは「ビタミン17」とも言われ、アメリカのガン治療の専門医ジョン・A・リチャードソン博士は、
「ビタミンB17はすべてのガンに100%近い制御率を示した」として、250例中、248例に効果があった
臨床報告を発表し、大きな衝撃を与えました。
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