痛み緩和法と蓄膿症 |
毒素が体内に増えてくると、血液をはじめ全ての体液の流れが悪くなります。 肩こりなどは
その典型的な例でしょう。
ある特定の部位で体液の流れが悪くなると最初はコリのような硬さを感じ、やがて時々、痛みを
感じるようになります。 その痛みを対処しないままにしておくと、段々と酷くなっていきます。
【毒素の発生3段階】
痛みの対処法をご紹介する前に、下記の表にある毒素の段階別症状をご覧になり、ご自分の状態
を確認してみてください。
第1段階 |
◆体が重く感じる ◆日中の眠気 ◆疲れやすさ ◆口臭 ◆皮膚に張りがない ◆便が水に沈む ◆やる気が出ない ◆食欲不振、食事をおいしく感じない。すっきりした空腹感がない ◆口の中が苦い味がする |
第2段階 | 第1段階の症状に加えて、痛みや痒みが時々、感じられます |
第3段階 |
◆くしゃみ、咳 ◆鼻水 ◆痰 ◆軟便、下痢 ◆嘔吐 体自らが浄化のために、 毒素を体外へ排出しようとします。 そのため、これを薬等で抑えるのはかえってよくありません。 |
*ここでは痛みを毒素との関係でのみ説明していますが、実際には蓄膿症の場合、頭部に溜まった 粘液と重なってさらに痛みが増します。
【痛みへの対処法】
蓄膿症の症状が夏場やお風呂に入った時などに普段より軽く感じたことはないでしょうか。
これは体が温かくなることで体液の流れが促進されたためです。
逆に気温が低い季節になるにつれて症状も徐々に酷く感じ始めます。
ですから痛みを感じた場合は、まずは体を温めることから始めてください。
次に食事についてですが、風邪を引いた時などはお粥などの消化の良いものを食しますが、痛みを
感じた時も同様に消化のよいお粥や雑炊など、温かくてよく煮込んだ柔らかい物を摂るようにしま
す。
また、血液の粘性を高めるお肉(牛・豚・鳥など)は痛みが引くまでしばらく控えるのがよいでしょう。
○しょうが湿布 しょうがの薬効が血流を促します。
しょうがのすりおろしを布に包み、痛みを感じる患部に湿布する方法です。 以下の手順で行います。 @しょうがをすりおろして、布で包み、上部をゴムなどで閉めます。 A温かいお湯の中に上記の布を浸します。 この時、しょうが液を80度以上にするとしょうがの酵素がなくなりますので お湯の温度に注意します。 B浸みこませた布を患部に当てます。 C布が冷えたら、また、温かいお湯の中に浸します。 BとCを繰り返し行えるように、お湯が冷めないように、ホットプレートなどで お湯の温度を保つとよいでしょう。 |
なお、ネットで「しょうが湿布」と検索すれば図付きの説明がいくつもありますからご参考ください。
ここで紹介した方法は痛みへの一時的な対処法です。 毒素と粘液を減らす体系化された根本的な
蓄膿症改善法の「マニュアル」のご紹介