新谷弘実流 |
新谷弘実医師はベストセラー『病気にならない生き方』の著者です。
世界で初めて開腹手術をせずに大腸のポリープを切除に成功した、内視鏡の世界的権威でもあります。
アメリカ大統領の主治医の経験があり、また、ダスティン・ホフマンや野村克也、津川雅彦
など多くの著名人も新谷医師の診療を受けています。
新谷医師は内視鏡で30万人以上の人の腸内を見てきた経験により、独自の健康法を確立しました。
その健康法は蓄膿症の方にとっても参考になる部分があると思いますので、以下に新谷医師の健康法の
要点をまとめてみました。
新谷健康法
○乳製品や動物性食品をたくさん食べる人は腸内の状態が良くない。 アーユルヴェーダ式蓄膿症改善法でも、乳製品は鼻がつまりやすい食品のリストに入っています ので、これを毎日摂ることはお勧めしていません。 また、腸は免疫細胞の6割が集まっており、腸内環境を良くすることは、免疫力の下がった 蓄膿症の方にとっても大切なことです。 蓄膿症は頭部にある疾患ですが、腸内環境を良くすることでかなり改善した例もあります。 ○ 植物食と動物食のバランスは85:15がよい。 ○ 朝はまず良い水(生水)を飲みます。 老廃物の排泄を促します。 ○ 朝は果物を摂ります。調理したものではなく、生の物を摂ります。 ○ 酵素を含んだ果物、生野菜、発酵した食品などを摂ること。 ○ 未精白の穀物である玄米を摂る。 白した白米は摂らない。 ○ 牛肉よりは小魚や鶏肉のほうがよい。 ○ よく噛んで、少食にする。 これは食事の基本で、どんな食事療法でも大食を勧めているところはありません。 ○ 年齢とともに酵素が減るので、それをサプリメントで補う。 ○ 排泄が適切になされること。 ○ 適度に運動すること。 ○ 笑いと幸福感 心理的な状態は人の免疫力に大きな影響を与えることがわかっています。蓄膿症の方は 免疫力が下がっていますので、この点も気をつけておくと良いでしょう。 |
新谷医師の健康法とインドの伝統医学アーユルヴェーダは共通した点がいくつもあります。
特に基本的な食事の仕方や毒素の排泄を大切にするところなどです。
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