蓄膿症(副鼻腔炎)に漢方

  漢方薬の効果

病気の改善のために漢方薬を使う理由は、漢方なら根本的に治してくれるのではないか という期待があるからだと思います。

漢方薬と西洋医学の薬とではどう違うのか、その特徴とよくある誤解を知った上で利用すると 蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の改善に活かすことができるでしょう。

【漢方薬の特徴】

まず、漢方薬の特徴ですが、以下のようなものがあります。
@ 人に備わった自然治癒力を高めます。
西洋医学の薬のように病原菌を叩くことはしません。 抗菌剤は蓄膿症の原因となる菌を叩く わけですが、同時に体に有用な良い菌も叩くことになります。

A 原料が天然のものであること。
主な原料は薬草や木で、少ないですが鉱物や動物なども使われます。

B 薬は病名によってではなく、患者さんの体質に応じて処方されます。
同じ蓄膿症の人でも、人それぞれ冷え症であったり熱がりだったり、また胃が強かったり 弱かったりするわけですが、そのような各個人の体質・状況・症状に応じて細やかに対応できます。

もし、病名だけで判断する医師や薬局店であれば、それは漢方薬として意味をなさないと思われます。

C 服用しても眠くならない、だるくなることがない。
お仕事をしている人にとっては活動を妨げることのない漢方薬はありがたいです。

【誤解】

一方、漢方薬に対する誤解には以下のようなものがあります。
@ 副作用がまったくないわけではない。
西洋医学の薬と比べると副作用による薬害ははるかに少ないのですが、 まったくないということではありません。

A 効果が表れるのに時間がかかるということはない。
漢方は体全体を良くするから、疾患部位に効果が出てくるには時間がかかるなどと 思われている方もいるようですが、必ずしもそのようなことはありません。

B 「漢方薬さえ飲めば食事は何を食べてもよい」という誤解。
食事も体の中に入る以上、大きな影響力を持っています。 第一、食事なしに人は 生きていけないわけですから。  次に病気の改善には食事が重要であることをご紹介します。

【薬も食事も両方大切】

私の蓄膿症改善マニュアルの実践者さんには、漢方薬を飲んできたけれど蓄膿症が 改善されなかったとか、あるいは飲んでいる間だけは良かったという方がたくさんいらっしゃいます。

西洋医学の治療と同様に、漢方薬の服用だけでは現在の症状だけを和らげるだけで、病気の根を断つ まではいきません。
 
私の体験ですが、蓄膿症と原因も症状もほぼ同じ病気である歯性上顎洞炎にかかったことがあります。
 
治療を受けて痛みが収まったので治ったとばかり思っていました。 その後も食生活 は変えなかったため、粘液を増やす食事は相変わらず続けていました。 当時は病気と食事 の関係など知りませんから無理もありません。

案の定、翌年になって再発しました。 膿を取り除くために何度も通院しましたが、膿の量が多過 ぎるために手術をして取り除くはめとなりました。

蓄膿症の改善の基礎は「蓄膿症の原因である粘液を増やさない食事をすること」だと私は考えています。

また、本物の漢方医は薬の処方と同時に、食事のアドバイスも必ず行うものです。

食事をきちんとした上で、鼻づまりを改善したり、膿と溶かしたり、膿の排出を促進したりなどの 漢方薬を併用することで相乗効果が出てくるのです。

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