鼻づまりを改善する食事と習慣 |
鼻づまりの原因である粘液を増やさないコツは心身が重たくなるものを避け、適度な刺激を与えることです。
【鼻づまりを解消する食事A】
◆油は控えめにして調理します。 油はどんな種類も粘液を増やしますので、できるだけ少ない量で調理します。フライや天ぷ らなどの沢山の油を使ったものは症状が治るまでは控えるのがよいでしょう。 ただし、多食は体を冷やしますので、少なめに取ります。 過ぎたるは及ばざるが如しです。 ◆極端に塩っからいものや酸っぱいものたくさん取らないこと。 たくさん取ると粘液を増やすので、取るなら少量にします。 (関連記事: 鼻づまりを解消する食事@) |
【生活習慣について】
◆生活が単調にならないように変化と刺激を与えるように心がけます。
◆寒くて湿気のあるところを避け、体を温かくします。 ◆朝、シャワーを浴びます。 シャワーが刺激となって体が目覚めます。 重たい質の粘液が刺激によって覚醒させられるわ けです。 湯船に浸かると粘液が増えますので、それはしません。 ◆洗髪後はすぐに髪を乾かします。 髪を濡れたままにしておくと頭が冷えて、頭部の粘液を増します。 ◆規則的に適度な運動をします。 運動は粘液が蓄積するのを防ぐよい方法です。 運動は多くても体力の50%までにとど めておきます。 ◆朝早く起床する。 昼寝はしない。 起床時間の目安ですが、6時半よりは前が良いでしょう。朝6時から10時までの時間は粘液 が高まるので、その時間帯に起きると粘液の重いという質が体に残るので、その前に起きるのがよいでしょう。 少し疲れて眠たい時は椅子に座ったまま仮眠を取り、体を横たえません。 しかし、とても疲れている時は横になって、疲れを取ることを優先します。幼児や老人、病気 等で体力のない方は、多少粘液が増えても昼寝を優先してもよいでしょう。 |
【粘液が増えている兆候】
粘液の増加は急性副鼻腔炎(蓄膿症の前段階)になる前から、以下のような形で心身に表れてきています。 いずれも粘液の「重い、粘り」という質が表れてきます。
◆風邪をひきやすい。 ◆痰が出る咳。 ◆鼻の通りがスムーズでない。 ◆乳製品をとても欲しがる。 ◆寒さと湿度に耐えられない。 ◆食欲がない。 消化に時間がかかる(食べ過ぎの結果こうなります)。 ◆体重の増加。 ◆睡眠時間が長くなる。 ◆睡眠時間は充分なはずなのに朝早く起きられない。 ◆食後に眠たくなる。 日中の眠気。 ◆動くのがおっくうに感じ、行動に移るのに時間がかかる。変化に対応できない。 ◆休みの日に部屋でごろごろすることがある。 ◆新しいことを始めようとは思わない。今のままが心地良いと感じてしまう。 ◆物を捨てることができない。身の回りの物が増えていく。 ◆お金、人、物への執着が強くなる。 また、独占欲が強くなる。 ◆気分が重い、だるい感じがする。 ◆自分に自信がもてない。 ◆内向的になり、自分の気持ちを外へ出せない。 ◆自分の殻に閉じこもるため、人の意見を聞き入れられない。 ◆人からやさしくされると、ほっとする。 ◆人にやさしくできない。 なお、これらはあくまで以前と比べてそう感じる時に増加の兆候と言えるわけですが、長い期間以上のような特徴がある方は、既に長い期間、粘液が増加しているということです。 |
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