蓄膿症(副鼻腔炎)を食事改善で治す

  蓄膿症と食事改善 5つの要点

【食べ物の影響と健康】

顔 健康のためには食事に気をつけた方が良い、というのは誰しも思うことですね。 しかし、 蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の改善にも食事が有効であることは医療関係者にもほとんど知られていません。

私たちは生きるために日々何かを食べていますが、
その食物は私たちの生命を支えてくれています。
 
では、食事は人の生命を支える力はあるけれど、健康状態には影響がないなどということがあるでしょうか。  常識的に考えれば食事は健康状態を大きく左右するはずです。
 
そして、この体に大きな影響を与えることができる食事の力を活かすことで、蓄膿症の改善も 行うことができるのです。

ただし、ここでいう食事というのは、西洋医学に基づく栄養学ではなく、自然療法アーユルヴェーダに 基づくの食養生(食べ物を使った養上法)のことです。

【蓄膿症と食養生】

食養生のことを知らない方でも、例えば、きれいな血液(サラサラ血液)は健康に良いと聞いたことは ないでしょうか。 血液は食べ物によってきれいにもなるし汚くもなります。
 
また、食べ物には体を温めるものもあれば冷すものもありまし、鼻づまりを緩和させるものもあれば、 悪くするものもあります(参照:鼻づまり改善法⇒こちらから)。 

他にも、便通を促すもの、排尿を促すもの、消化や解毒を促すものなどなど。 このような食物の性質 を使って(栄養素を使うのではありません)、健康な状態に改善していく食養生(食事法)を蓄膿症にも 使うのです。

例えば、アトピー性皮膚炎ですが、薬は辛い症状を抑えることには効果はありますが、治すことは できません。 ところが、水を変え食事を変えることでアトピーが治ったという例はかなりあります。

【食事の何が悪いのか】

私は蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の方々がどんな食事をしているか聞いたことがあるのですが、栄養学的には特に不足 はありませんでした。 しかし、共通して悪い点がありました。 

それはバランスの悪さと食べ方の基本がまるでなっていないということです。

この方々は蓄膿症(慢性副鼻腔炎)がなかなか治らないことから、食事を改善しようと思い立たれたのですが、 どこから手をつけてよいのかわからない状況でした。

中には、既にご自分で工夫している方もみえました。 そういう方は、ある食品が鼻づまりに良いと 聞けばそれを食べるようにしたり、ある漢方薬が蓄膿症に良いと聞けばそれを購入されたりといろいろと 試されていました。

しかし、そのような方法は小さな効果は出せても、食事全体としての押さえておくべきポイントがわかっていないため 蓄膿症を治すほどの力はありません。

【蓄膿症のための5つの食事改善点】

蓄膿症のための食事改善には5つの要点があります。 これは自然療法アーユルヴェーダに基づいた方法です。

@ 一つは基本的な食事の方法です。
  例えば、食べる順序、食べ合わせ、味、時間、早さ、量、してはいけない事などです。
これらは家庭での躾と重なる部分も多いのですが、目的は行儀の善し悪しではなく、 いずれも消化を促して、栄養を効率的に吸収することです。 (蓄膿症に限定した内容ではありません)

その後で、蓄膿症の症状をこれ以上、悪化させない2つの点です。
A 粘液を増やす傾向のある食材を避けること。
B 毒素を増やさない食事の方法に従がって食べること。

Aでは、食材を粘液を増やすものと減らすもの、体を温めるものと冷えるものといった観点から10のカテゴリー に分類し、その中から避けるべき食材をお伝えしました。

急性副鼻腔炎(慢性化する前の段階)であれば、この@ABを行うだけで治ってしまうケースもあります。

さらに、蓄膿症を積極的に改善していく2つの要点です
C 毒素を積極的に減らして、免疫力を回復する食事法。
D 粘液を積極的に減らす食材を摂ること。

以上の@〜Dは順番に行う必要はありません。 @〜Dの中でできることを同時に行えばそれだけ相乗効果により 改善のスピードが増します。  また、@とBは蓄膿症だけでなく、全ての病気に対応できる方法です。
私のアドバイスを受けた方は、 今では蓄膿症(慢性副鼻腔炎)に悪い食べ物と改善する食べ物の両方がおわかりなので、何を食べるべきなのか?ということで 迷うことがありません。

完治された方の中には、たまには蓄膿症(慢性副鼻腔炎)に不適切な食べ物とわかっていても、おいしいので食べる方もいらっしゃい ますが、悪い影響が出ない程度に楽しまれているようです。    (体験談はガイドブックにあります。)

自然治癒力を高める食事法と浄化法による蓄膿症改善法の「マニュアル」のご紹介