蓄膿症(副鼻腔炎)と風邪

  風邪 

風邪をひいた後に蓄膿症になるケースや、風邪になると一時的に蓄膿症になる方が少なくあ りませんが、ここでは風邪と蓄膿症の関係についてお伝えします。

【風邪の原因】

風邪をひくのは西洋医学的にはウイルスの感染ということになっていますが、それはあくま で西洋医学的な見方による一つの答えにすぎません。
           
ウイルスが原因ということになれば、例えば人が集まる職場で風邪をひいた人が一人いた場 合に、その回りにいる職場の全員が風邪をひくかというと実際はそうではありません。 ひく人も いますが、ひかない人もいます。
                         
それでは風邪をひく人とひかない人の違いは何なのでしょうか。 それは免疫力が低下しているかどうか の違いです。 私たちはよく、「疲れが溜まっていたから風邪をひいた」とか「体が冷えたので風邪になっ た」という言い方をしますが、つまりこれは「疲れ・冷え」=「免疫の低下」ということなのです。 
                                  
このように風邪の原因を免疫力の低下という体自身に見るアーユルヴェーダと体の外(ウイルス)に見る 西洋医学では考え方が異なります。
                        
風邪をひいたから蓄膿症になるのではなく、風邪をひくほど免疫力が低下しているので蓄膿症という病気になっ たということなのです。
           
「 風邪は万病の元 」という言葉は、免疫力が下がれば病気になることを言い表しています。免疫力を回復 すれば蓄膿症の症状はかなり軽減されていきます。


【風邪への対処法】

【大根湯】
解熱や発汗を促進してくれます。 大根により毒素が浄化され血液がきれいになり、生姜は体を温めてくれます。
用意するもの
・大根のおろしたもの−大さじ山盛り1杯半
・生姜のおろしたもの−大根おろしの1割程
・しょうゆ−大さじ1杯
・熱い番茶200cc
作り方は、大根おろしと生姜おろし、しょうゆを湯のみに入れ、そこに熱い番茶を注げばできあがります。  番茶がなければお白湯で代用(緑茶は不可)

また、風邪を引いている時の食事は、消化に負担のかかる肉、魚、油などは控えます。 野菜でも ゴボウ、レンコン、芋類なども消化に負担がかかりますから控えます。

自然治癒力を高める食事法と浄化法による蓄膿症改善法の「マニュアル」のご紹介